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ライフジャケットの選び方(選ぶときの注意点)

ライフジャケットは海での作業や防災、レジャーで必要なものです

ライフジャケットは海での作業や防災、またはレジャーや沖に出て釣りをするなど水辺のアクテビティには必要不可欠です。
足を滑らせて海に落ちてしまったり波にさらわれたり足がつくほどの浅瀬でも溺れてしまうことはあります。
安全面だけでなく先述したように様々なシーンでライフジャケットの着用は必要であったり義務であったりするので、それらの用途に合わせて数あるライフジャケットの中から最も適したものを選ぶようにしましょう。
安全面で見るとそういった場合でもライフジャケットの浮力で溺れてしまうことを防ぐことができ、ライフジャケットを着ることで事故のリスクは抑えられるのです。
ライフジャケットの選び方の基準
ライフジャケットを選ぶときには大事なポイントがいくつかあります。
使用する際の用途にもよれば、また着る人の体格にもよります。
またライフジャケット自体にも種類が様々あるためピッタリのものを探すにはいくつか確認する項目があります。
①用途に合わせて選ぶ。
小型船で沖に出て釣りをする、もしくはマリンスポーツで沖合で遊ぶなど、使用目的や用途に合わせてライフジャケットのスタイルを選んでいただくのも大事です。
小型船舶で釣りなどで沖合に出る場合にはこのようなライフジャケットが最適です。
また小型船舶に乗船する際には国土交通省型式承認の桜マーク入りライフジャケットの着用が義務付けられています。
20トン以上の船上作業や港湾・海上工事に適したライフジャケットです。
海辺や水辺で作業する際にはこのタイプのライフジャケットがいいでしょう。
アウトドアの際にも最適な通気性の良いライフジャケットは股ベルトや大きなポケットがあり装備性が高く消防や救難事業向きです。
②体格・浮力で選ぶ。
国土交通省型式承認品のライフジャケットは色々な体格の方が着用する事を想定し設計・試験されていますが、国が定める法定浮力は「7.5kg※の鉄を24時間以上浮かせられる事」となっており、75kgの人間を24時間浮かせることが出来る浮力です。(※大人用は7.5kgの負荷)
作業用救命衣LG-1 型は胸囲150cmまで 適応体重180kgまで と体格の大きな方でも着用出来る様に胴ベルトが長く、適応体重も法定浮力の2倍以上の仕様です。
*ベルトの長さ調節も可能です。
*ベルトの長さ調節も可能です。
③国土交通省型式承認のものを選ぶ。
国土交通省型式承認は厳しい基準をクリアした使用に安心なライフジャケットの証となるものです。承認を受けたものには「桜マーク」が付いています。
桜マーク付きのライフジャケット以外にも様々なタイプのものがありますが、
浮力が不足しているなど基準に満たないものがあるのでラベルの確認をしてください。
小型船舶に乗船し沖に出る場合はこの「桜マーク」つきのライフジャケット着用が義務となります。ご注意ください。
適正な浮力のライフジャケットで子供を事故から守る
ライフジャケットを子供に使用する際には子供用のライフジャケットを着用するようにご注意ください。
正しいサイズのものを着用しないとこのような事故がおこります。必ず子供には子供用のライフジャケットを着用させてください。
子供用のライフジャケットはあるのでしょうか?
大人用ばかりでなく子供用のライフジャケットもあります。子供には子供専用のサイズのライフジャケットを着用させなくては効果がありません。
海や川でのレジャーには子供専用のライフジャケットを選び海辺や水辺のレジャーを安心して楽しみましょう。
・体重40 kg以上************************浮力7.5 kg以上
・体重15 kg以上40 kg未満****************浮力5 kg以上
・体重15 kg未満 ***********************浮力4 kg以上
海や川でのレジャーには子供専用のライフジャケットを選び海辺や水辺のレジャーを安心して楽しみましょう。
・体重40 kg以上************************浮力7.5 kg以上
・体重15 kg以上40 kg未満****************浮力5 kg以上
・体重15 kg未満 ***********************浮力4 kg以上
1S | 1M | |
製品名 | オーシャンJr-1S&1M型 TYPE A | |
用途 | 小型船舶用救命胴衣(小児用) | |
型式承認番号 | 第4462号 | 第4463号 |
サイズ | 身長110~130cm | 身長130~150cm |
適応年齢 | 6~8歳 | 9~11歳 |
カラー | レッド/イエロー | |
適応体重 | 40kg未満 | |
浮力 | 5.4kgf | |
定価 | 7,000円(税抜) |
乗船する小型船舶の種類 | 乗船者 | ライフジャケットのタイプ ※[3] |
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操縦免許 | 船換 | 用途 | 航行区域 | 構造 | TYPE A | TYPE D | TYPE F | TYPE G | |
要 ※[1] | 有 | 漁船 ※[2] | 海岸から12海里を越える区域 | --- | すべて | ||||
旅客船 (旅客定員が12名を超える船舶) | --- | --- | 小児 | 小児用 | |||||
12歳以上の者 | |||||||||
その他の小型船舶 | 沿海区域以達 | --- | 小児 | 小児用 | |||||
12歳以上の者 | |||||||||
沿岸区域 限定沿海区域 | --- | 小児 | 小児用 | ||||||
12歳以上の者 | |||||||||
不沈性能有 緊急エンジン停止スイッチ有 ホーン有 (水上バイク等を除く) | 小児 | 小児用 | |||||||
12歳以上の者 | |||||||||
不沈性能有 緊急エンジン停止スイッチ有 ホーン有 (水上バイク等) | 小児 | 小児用 | |||||||
12歳以上の者 | |||||||||
平水区域 | --- | 小児 | 小児用 | ||||||
12歳以上の者 | |||||||||
不沈性能有 緊急エンジン停止スイッチ有 ホーン有 | 小児 | 小児用 | |||||||
12歳以上の者 | |||||||||
無 | 漁船 ※[2] | 海岸から12海里以内の区域 | --- | すべて | |||||
その他の小型船舶 | --- | --- | 小児 | 小児用 | |||||
12歳以上の者 |
※ :
[1]小型船舶操縦士の免許が必要な船舶(ミニボート等)には、着用義務は適用されない(ただし、安全のため着用を推奨)。
[2]遊漁船であったとしても、旅客定員が12人を超える場合は、旅客線に該当
[3]磯等渡しの場合は、型式承認品(桜マーク付き)に代えて、浮力を有する釣り専用の安全装具で代替可(ただし、小児を除く。)
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ライフジャケットには様々なタイプのものがあります。
そのタイプごとに小型船舶の用途や航行区域及び構造によってそれぞれの特徴があります。
入手の際には十分ご注意ください。
そのタイプごとに小型船舶の用途や航行区域及び構造によってそれぞれの特徴があります。
入手の際には十分ご注意ください。